人生でもっとも孤独な時期は、16歳~24歳の若者の時期です。といわれると、にわかに信じられない気がしますが、「ストレス脳」著者の精神科医アンデシュ・ハンセンによると、30~40%の若者が孤立感や孤独感を覚えているという。
他の世代はどうかというと、35歳~45歳では、3分の1に減少するという。45歳を過ぎるとさらに減少し、最も孤独感が低い年齢は60代だということです。なぜでしょうか。年齢が高くなるにつれ、社会的接触が選択的になり、大切な人たちだけを優先できるようになるからかもしれない、と分析しいてます。ただし、85歳を過ぎるとパートナーなど親しい人を失うことで孤独感は増すということです。
孤独はうつ病や癌で死亡するリスクを高めるともいわれています。孤独は、一日に煙草を15本吸う人に匹敵するほどに危険だという研究もあるそうです。趣味や運動、サークル活動やボランティア活動等々、孤独を免れる方法は幾つかあります。それでも、孤独感が強いようでしたら、「心理カウンセリング・ウィル」に気軽にお越しください。

心のコラム
№26 人生で最も孤独な時期は?

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