埼玉県寄居町のカウンセリングルーム

心のコラム

№45 子どもを不幸にする親

心のコラム

№45 子どもを不幸にする親


 多くの親は「子どものため」と思いながら子育てをしています。しかし、その思いが過剰になると、知らず知らずのうちに子どもを傷つけてしまうことがあります。親になるための教科書はなく、多くの人は自分の経験を頼りに子育てをしているのが現実です。
 アメリカの臨床心理学者ダン・ニューハースは、子どもを不幸にする「有害な親の8つのタイプ」として、以下のような態度を示しています。
1 過干渉な親 ― 子どもの自由を奪い、自立を妨げる
2 幸せを奪う親 ― 嫉妬や支配欲から、喜びや成功を取り上げる
3 完全主義の親 ― 常に完璧を求め、失敗を許さない
4 厳格すぎる親 ― 独自の価値観を絶対視し、従わせようとする
5 一貫性のない親 ― 言動が矛盾し、子どもを混乱させる
6 自己中心的な親 ― 自分の都合を優先し、子どもを後回しにする
7 虐待する親 ― 暴力や言葉で支配し、子どもを萎縮させる
8 責任を果たさない親 ― 親としての役割を放棄し、不安定な環境を与える
 これらのタイプはいずれも「有害なコントロール」によって子どもの心を傷つけ、人生の可能性を奪う危険があります。では、健全な親とはどのような存在でしょうか。ニューハースは次のような態度を挙げています。 ①一貫して安定した愛情を示す、➁子どもの意見や個性を尊重する、➂感情や態度に寛容に接する、④一貫した態度で向き合う、⑤励まし、勇気づける
 親もまた不完全な人間です。そのことを自覚し、完璧を目指すのではなく、子どもと共に成長していく姿勢こそが、子どもの心を守り、幸せへと導くのではないでしょうか。子育てに悩んだら、心理カウンセリング・ウィルにご相談ください。

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